Texture
CROCODILE
スモールクロコダイル「ポロサス」を引き立てる独自の加工。
「革のダイヤモンド」といわれるほど強度と希少性の高いクロコダイルレザー。SOTOMIでは、名門HCP(エルメス・キュイール ・レシュー)社と提携し、50年以上の歴史を持つ日本国内の爬虫類タンナーが提供するクロコダイルレザーを使用しています。その中でも「ポロサス」はスモールクロコダイルで、斑が最も引き締まっているのが特徴。腹の四角形のウロコはとても美しく、横腹の丸い斑と絶妙なバランスで「黄金比」ともいえる美しさが魅力です。さらに、飼育環境がよくキズの少ない3mを超えるポロサスも厳選して使用。トートバッグやアパレルなど大きなアイテムにも惜しみなく使っています。

墨染-SUMIZOME-
皮革の中でも特に価値が高いクロコダイルは、しなやかながらも美しい模様で人々を魅了してきました。そのクロコダイルレザーを日本の「墨」で染め上げたのが「墨染」です。奥行きのある深い色合いとマットな質感を持つ「墨」は、一枚ずつ違った表情を見せ、濃淡のついたコントラストが美しい逸品。最高級クロコダイルと「墨」の組み合わせは唯一無二の仕上がりです。


黒染-KUROZOME-
定番のマット仕上げの黒染め。日本国内でエルメスグループH.C.P社のポロサス(スモールクロコダイル)を扱う唯一のタンナーと直接取引をすることにより、妥協することなく厳選した素材を確保。引き締まった革質は堅牢さとしなやかさを併せ持つクロコダイル種の中でも最高峰のもの。腹の四角形班模様と横腹の丸い班模様との絶妙なバランスが美しさの理由です。


ブライドル-BRIDLE
ポロサスに馬具の技術「ブライドル(蝋)」仕上げを採用した異端児的存在。表面に見える白い筋は蝋などの油脂成分を革の繊維内部までたっぷり浸透させたことにより見える「ブルーム」というものです。これにより、より高い堅牢度を実現しました。使用していく過程でこの白い筋はレザー全体に馴染み、美しい艶が出てきます。使うほどに異なる表情を見せるのも魅力です。


ボンベ加工-BONBEE
ブラックとベージュに染め上げたポロサスに熱を加えることで、ウロコ(班)がぷっくりと隆起します。これをボンベ加工といい(フランス語の「bombee」が語源)、凹凸のある立体感と透明感のあるツヤが魅力で、斑ひとつひとつが宝石のような輝きを持っています。また熱を加える加減がとても重要で、全体的にバランスよく隆起させるには熟練の技が必要なのです。
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各色ボンベ加工前と加工後を並べてみました。左が加工前で右が加工後。右の方が斑が隆起し、輝きを増しているのがわかります。
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GUIDI LEATHER
グイディレザーのしなやかさに誰もが心癒やされる。
100年以上培われた経験と技術に裏打ちされたタンナーによって鞣されたイタリアンレザー「グイディ」。SOTOMIが使っているのはキメの細かいカーフ(仔牛革)。グイディ特有のオイルをたっぷりと含ませたしっとりした手触りとしなやかさは、どこかホッとするような感触。熟れ感のあるマットな仕上がりで、落ち着いた大人の雰囲気を纏い、使い込むほどに光沢感が出るという唯一無二のレザーともいえます。よく見ると筋の跡が残っていたり、染めにムラ感を出すことでワイルドさも感じられるのも特徴。使いやすく機能性にもこだわり、あらゆるシーンやファッションにマッチするアイテム群をぜひ手にしてみてください。

Nero
深みのある黒で染色したネロは、グイディ特有のオイルと染料によってコクのある仕上がりに。シックな大人の雰囲気を醸し出している。内装はSOTOMIオリジナルのタンニン鞣しのステアハイドを使用しオールレザー仕様にすることでダメージを軽減。長く愛用できるよう仕上げています。


Marrone
上品で落ち着いた栗色に染色したマローネ。天然革ならではの筋などがそのまま残っていたり、箇所によってムラ感があるため大人のワイルドさも感じられます。内装にもSOTOMIオリジナルのタンニン鞣しのステアハイドを使用。美しさと使いやすさをとことん追求した仕上がりが魅力です。
